研究課題/領域番号 |
15K12395
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | お茶の水女子大学 (2018) 日本医科大学 (2015-2017) |
研究代表者 |
佐々木 元子 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 助教 (90725665)
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研究分担者 |
渡邉 淳 金沢大学, 附属病院, 特任教授 (10307952)
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研究協力者 |
三宅 秀彦
滝澤 公子
木村 緑
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ヒトの遺伝教育 / 中等教育 / ゲノムリテラシー / 健康教育 |
研究成果の概要 |
本研究は、中等教育における「ヒトの遺伝」に関する学校教育のバリアが何であるかを探り、その方策を明確にし「ヒトの遺伝」リテラシー向上を目指すことを目的とした。 バリアとしては、教える内容、教える時間、倫理的事項への配慮が挙げられ、教員自身が、教える内容、正しい知識、教えてもらう機会を求めていた。また「ヒトの遺伝」に関する実践授業では、講義形式に比べ、ロールプレイ導入型の方が、より生徒の興味関心および問題意識を強く引き出せることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ゲノム医療が急速に進歩し、治療選択のために遺伝子検査を行う機会も増えている。そのため、ヒトの遺伝を身近なものとして、正しく理解出来るだけの知識を備えておくことは重要である。そこで、中等教育の教員の感じているバリアとニーズを探り、「ヒトの遺伝」に関する実践授業を行った。生徒は、基礎的な知識を得た上でロールプレイを行うことにより、興味関心や問題意識を持つことが明らかとなった。実践授業を通し、ヒトの遺伝リテラシーの向上に寄与できるものと考える。
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