研究課題/領域番号 |
15K12412
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
西森 年寿 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (90353416)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | グループワーク / 大学授業 / ロボット / 社会的促進 / 大学教育 / 社交不安 |
研究成果の概要 |
高等教育のアクティブラーニング型授業で、グループワークの実施を支援するロボットTAの研究開発を行うために、グループワークに関する基礎的調査と、ロボットの特徴を活かした教育的支援の効果に関する実験研究の2つの研究を行った。 前者については、グループワークの問題として、学習者の社交不安やグループ分けに関する課題を確認した。後者については、身体を用いたペアワークの例示の効果や、ロボットに見守られることで作業の遂行が促進される効果を確かめた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を通して、将来的にロボットTAに組み込めるグループ編成支援システムの要件の一部を明らかにすることができた。また、ロボットの身体という特徴に注目して、ノートパソコンやタブレットなどとは異なる側面での、教育・学習場面での効果を実証できたことは大きな意義を持つ。 教育分野でのテクノロジー活用の一端として、近い将来にロボットの利用は本格的に検討されるであろう。本研究の成果は、その有効性を議論するための有用な知見となると考える。
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