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アクティブシニアによるICTを活用した社会貢献および学習共同体の形成モデル

研究課題

研究課題/領域番号 15K12418
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 教育工学
研究機関大分大学

研究代表者

竹中 真希子  大分大学, 教育学研究科, 教授 (70381019)

研究分担者 稲垣 成哲  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (70176387)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードアクティブシニア / 社会貢献活動 / ICTボランティア / 学習共同体 / ICTリテラシー / 生涯学習 / タブレット
研究成果の概要

本研究の目的は,アクティブシニアで構成されるグループが,ICTを活用した社会貢献を実現・展開する過程を明らかにし,グループが学習共同体としてどのように機能しているのかを検討することであった。
自己のスキルアップを目指した月1度の勉強会においてメンバーが相互作用しながらICTリテラシーの向上を図っている点においては,「高齢者ー高齢者」による「学びー教え合い」の成功事例を捉えることができた。一方,社会貢献活動のモデルや活動を通したICTリテラシーの向上については,他者に教えることが自己の学びになるという意識には結びつきにくく,「高齢者ー高齢者」による「学びー教え合い」の課題を示す事例となった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では,超高齢社会,高度情報社会におけるアクティブシニアのICTリテラシー向上と社会貢献活動を通した自己実現のあり方を示した。
アクティブシニアが能動的な主体となり自主的に組織するグループにおいて,ICTを活用したボランティア活動などの社会貢献活動をどのように実現・展開させていくのかという実践的過程,および,グループの学習共同体としての機能を検討した。メンバー内での勉強会では,相互作用しながらICTリテラシーの向上を図っていた。しかしながら,ICTボランティアなどの社会貢献活動を通して,他者に教えることが自己の学びになるという意識には結びつきにくく,活動の継続の困難さが浮き彫りになった。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] アクティブシニアによるICTを活用した社会貢献および学習共同体の形成2018

    • 著者名/発表者名
      竹中真希子,伊藤大貴,稲垣成哲
    • 雑誌名

      日本科学教育学会研究会研究報告

      巻: 33 号: 2 ページ: 123-128

    • DOI

      10.14935/jsser.33.2_123

    • NAID

      130007522151

    • ISSN
      1882-4684
    • 年月日
      2018-12-01
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • オープンアクセス

URL: 

公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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