研究課題/領域番号 |
15K12446
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
竹内 孝江 奈良女子大学, 自然科学系, 准教授 (80201606)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 微生物由来揮発性有機化合物 / 真菌 / アンビエントイオン化質量分析 / DART / セスキテルペン / イオン移動度スペクトロメトリー / MVOC / カビ代謝物質 / アンビエントイオン化法 / 真菌代謝物質 / リアルタイムオンサイト分析 / 精密質量測定 / イオンモビリティ / カビ臭物質モニタリング / 質量分析 / オンサイト分析 / 文化財 / DARTイオン化 / アンビエントイオン化 / リアルタイム直接分析 |
研究成果の概要 |
大気圧DARTイオン化質量分析法による真菌(カビ)の揮発性代謝物質のオンサイト分析法を確立した。Penicillium paneum、Fusarium solani等の古墳で見つかった4種のカビの分生子を土壌に似た貧栄養培地でin vitroで培養し、ppt~ppbの低濃度の揮発性カビ代謝物質を固相マイクロ抽出DART高分解能質量分析法により同定した。P. paneumの揮発性代謝成分の質量スペクトルには、特徴的なcaryophyllene等のプロトン付加分子及びヒドリドイオン脱離分子が観測された。本研究により、DARTイオン化法がカビ代謝物質のオンサイト検出に有効であることがわかった。
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