研究課題/領域番号 |
15K12463
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
岡崎 直宣 宮崎大学, 工学部, 教授 (90347047)
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研究分担者 |
関口 敏 宮崎大学, 農学部, 准教授 (10462780)
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研究協力者 |
高塚 佳代子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 口蹄疫の潜伏期間 / Keelingモデル / 推定 / 擬陽性・偽陰性 / 防疫活動のマネジメント / 偽陽性・偽陰性 / プロジェクト管理システム / ソフトセンサ |
研究成果の概要 |
代表的な家畜伝染病FMDの感染流行プロセスを表す数理モデル(FMDモデル)は、病気の広がりや防疫策の有効性を検証するための重要なツールとして広く認識されている。しかし、防疫判断のサポートツールとして有効活用するためには、モデリングやその前提条件に精通している必要がある。 そこで、我々は、FMDモデルの活用をサポートする手法やシステムを開発した。また、提案方法を2010年の宮崎県での感染事例に適用し、本方法の利用可能性について検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、プロジェクトの進捗管理・リスク管理の考え方を、家畜伝染病の防疫活動の進捗管理・リスク管理に応用しようという試みであり、他の災害への応用への展開が期待されるという点で、学術的意義がある。また、本取り組みは、2010年に宮崎県で発生した口蹄疫の防疫活動の現場を指揮した自治体職員から、「防疫判断をサポートするような防疫管理用システムの必要性」を指摘されたことを契機に始めたものである。そこで、従来の疫学モデル研究の成果を十分踏まえながら、現場のニーズにあった防疫管理システムの開発を目指しているという点で、社会的意義は大きいと言える。
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