研究課題/領域番号 |
15K12476
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
三宅 尚 高知大学, 教育研究部自然科学系理学部門, 准教授 (60294823)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 空中花粉 / 花粉堆積様式 / 花粉付着様式 / 都市緑地 / 土壌表層花粉 / 法花粉学(的検査) / 空中飛来花粉 / 花粉堆積モデル / 表層花粉 |
研究成果の概要 |
高知市の市街において,都市域における花粉堆積様式と衣服への花粉付着様式に関する基礎研究を行った.都市緑地の土壌表層では丘陵地から飛来する局地外の樹木花粉が多産するものの, その花粉組成は緑地内の植栽樹木・草本の植被割合,土壌pHおよびシルト含量で概ね説明できる,空中花粉は開花期をピークとして衣服に多量に付着するものの,開花期後に二次飛散したものも相当量,付着する,植栽樹花粉の衣服への付着様式は花の構造や花粉形態に影響を受け,付着花粉は手で払っても雨にさらしても完全に除去できないことなどが分かった.本研究は,法花粉学的検査の方法論や検査データの科学的解釈法を構築する上での基礎情報となる.
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