研究課題
挑戦的萌芽研究
実用化されている水晶振動子を用いた加速度センサは振り子を用いた加速度センサとは異なり,小型であっても原理的に高感度で加速度の変化を測定可能である。このことに着目して加速度振動や傾斜,重力の測定を一台でカバーできるセンサーのための要素技術を開発した。傾斜や重力のような静的,高感度,高分解能が要求される物理量の測定では水晶振動子の温度特性の影響が支配的であることを明らかにした。そのうえで,出力される加速度値に対する温度補正アルゴリズムを開発し,温度補正によって重力まで測定可能であることを実観測を通して示した。
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土木学会論文集A1(構造・地震工学)
巻: Vol.74, No. 4
巻: 72 号: 1 ページ: 279-289
10.2208/jscejseee.72.279
130005148046