研究課題/領域番号 |
15K12494
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
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研究機関 | 愛知淑徳大学 |
研究代表者 |
天野 成昭 愛知淑徳大学, 人間情報学部, 教授 (90396119)
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研究分担者 |
牧 勝弘 愛知淑徳大学, 人間情報学部, 教授 (50447033)
榊原 健一 北海道医療大学, リハビリテーション科学部, 准教授 (80396168)
山川 仁子 尚絅大学, 文化言語学部, 准教授 (80455196)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 拡声音 / 音声知覚 / 情報伝達 / 重畳 / 時間遅れ / 生成 / 音源 / 伝搬 / 環境雑音 / 知覚 |
研究成果の概要 |
大雨・嵐・吹雪等の荒天による悪条件下において拡声音を用いた災害情報・避難情報等の伝達を確実にするための科学的知見を得ること,およびその知見に基づいた拡声音の改善の提案によって防災へ寄与することを目的とし,拡声音の①音源音声,②伝達環境,③音声知覚の観点から研究を行った。その結果,屋外の拡声音における音声知覚の主たる妨害要因は複数のスピーカから送出された直接音の時間遅延重畳であること,特に100~200msの遅延時間においてその影響が強いことが明らかとなった。また音素の聞き取り難さおよび単語のなじみの程度の観点から,現状の拡声放送で使用されている単語よりも聞き取りやすい代替単語の提案を行った。
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