研究課題/領域番号 |
15K12501
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
増澤 徹 茨城大学, 工学部, 教授 (40199691)
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連携研究者 |
長 真啓 茨城大学, 大学院理工学研究科, 助教 (30735105)
巽 英介 国立循環器病研究センター, 研究所, 部長 (00216996)
岸田 晶夫 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 教授 (60224929)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 生体組織接合 / 複合低エネルギー生体組織接合 / コラーゲン / FIB-SEM / 冠動脈バイパス手術 / 血管吻合 / 複合低エネルギ生体組織接合 |
研究成果の概要 |
低レベル量の100 ℃程度の熱,数10 kPa~1 MPa程度の圧力を生体組織基材であるコラーゲンに与えることにより生体組織の接合を行う新しい生体組織接合方法について研究を行った.コラーゲン変性,再凝固のメカニズムが解明できれば,従来では手縫いの縫合しか手段のなかった血管吻合や止血手技において,人工物に依らない簡便かつ低侵襲,無毒な全く新しい血管吻合技術を確立できる.本研究では,熱によるコラーゲンの形態学的変化の観察とFIB(収束イオンビーム)やSEM(走査型電子顕微鏡)を用いて接合部位構造の可視化を行い,本接合方法の現象を明らかにし,本技術を応用した冠動脈吻合装置を開発し有効性を評価した.
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