研究課題/領域番号 |
15K12509
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
|
研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
松本 健志 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 教授 (30249560)
|
研究分担者 |
福島 修一郎 大阪大学, 基礎工学研究科, 助教 (40362644)
|
連携研究者 |
福島 敬 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (30323299)
上杉 健太朗 高輝度光科学研究センター, 放射光研究所, 副主幹研究員 (80344399)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | がん骨転移 / 微振動刺激 / 骨メカノセラピー / がん骨転移予防 / 骨転移予防 / 医療・福祉 / 微振動 |
研究成果の概要 |
がんの骨転移に対する全身性微振動刺激(WBV)の治療効果について検討した。がん細胞を乳腺移植したマウスを3群に分け、各々に0 Hz(無負荷)、45 Hz、90 HzのWBV(加速度振幅0.3g)を、1日20分、週5日で与えた。3週間後、脛骨近位骨幹部を放射光CTで計測し、3次元骨構造解析を行った。無負荷群に比べ、90 HzのWBVを与えた群では皮質骨体積、海綿骨体積分率ともに有意に高値を示し、血中オステオカルシンも上昇した。一方、45 HzのWBVはほとんど効果を示さなかった。WBVによる骨形成促進ががんによる骨破壊を遅延させていると推測され、その効果は振動数依存的であることが示唆された。
|