研究課題/領域番号 |
15K12521
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
須藤 亮 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (20407141)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 3次元浸潤モデル / 間質流 / 共培養 / グリオーマ幹細胞 / 浸潤モデル / 三次元浸潤モデル |
研究成果の概要 |
本研究では、マイクロ流体デバイスを用いてグリオーマ幹細胞と血管内皮細胞の共培養を行い、グリオーマ幹細胞が3次元的に浸潤するプロセスの解明に取り組んだ。特に、微小培養環境因子として、①グリオーマ幹細胞の分化状態、②間質流、③血管との相互作用、に着目し、グリオーマ幹細胞の浸潤を支配する因子を検討した。その結果、以下のことが明らかになった。①グリオーマ幹細胞は幹細胞条件よりも分化条件において間質流へ顕著な反応を示した。②グリオーマ幹細胞に間質流を負荷すると、間質流の下流方向へ多数の浸潤突起を伸ばし、浸潤距離も増加した。③グリオーマ幹細胞は、血管内皮細胞と共培養することで浸潤能力を獲得した。
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