研究課題/領域番号 |
15K12548
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
陳 国平 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点, MANA主任研究者 (50357505)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 足場材料 / 多孔質材料 / コラーゲン / 多孔質構造 / 氷微粒子 / 再生医療 / 軟骨再生 / 三次元培養 / 再生医工学材料 / 多孔質足場材料 / 軟骨組織 |
研究成果の概要 |
撥水性表面に固着させた氷微粒子とフリーの氷微粒子を鋳型として用い、開いた表面空孔と連通する内部空孔を有するPLGA-コラーゲン多孔質足場材料を開発した。本多孔質材料にウシ関節軟骨細胞を播種したところ、細胞は開いた表面孔を通じて内部空孔に侵入し、多孔質足場材料全体に均一に分布して増殖した。細胞は丸い形態を有し、軟骨細胞特異的な遺伝子を発現して豊富な軟骨細胞外マトリックスを産生し、均一な軟骨様組織を再生することができた。以上の結果から、開発した多孔質足場材料は均一な軟骨組織の再生に有効であることが示された。
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