研究課題/領域番号 |
15K12632
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
木原 成一郎 広島大学, 教育学研究科, 教授 (20214851)
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連携研究者 |
大後戸 一樹 広島大学, 大学院教育学研究科, 准教授 (20632821)
久保 研二 島根大学, 教育学部, 准教授 (90594698)
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研究協力者 |
林 俊雄
小田 啓史
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 体育科教育 / 教師教育 / ライフヒストリー / 授業スタイル / 教職経験 / 教師の信念 / 小学校体育専科教師 / 保健体育教師 / 教育学 / 体育授業 |
研究成果の概要 |
本研究は、ライフヒストリーの研究方法により、体育教師の専門的力量形成の過程を2名の事例を対象として明らかにした。元小学校体育専科教師の林氏の事例は,初任期に専門的知識を持つメンターから学ぶこと,自分自身の教師観や児童観,学校観を持つことが「授業スタイル」の形成につながること,「授業スタイル」の形成と変容に関して「教科内容」を明確にすることが大きな役割を果たすことを示した。中学校保健体育教師の小田氏の事例は,中学校の恩師の影響による教師像が基盤となり,初任期に「授業スタイル」が形成されることを示した。また、中堅期にはメンターとの出会いが、新たな「授業スタイル」へ変容する契機となることを示した。
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