研究課題/領域番号 |
15K12661
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 一関工業高等専門学校 |
研究代表者 |
高野 淳司 一関工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (70413721)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 状況判断 / 経頭蓋直流電気刺激 / tDCS / ワーキングメモリ / 空間認識 / 全身反応時間 / 実行機能 / 経頭蓋直流電気刺激(tDCS) / 空間認知 |
研究成果の概要 |
近年、経頭蓋直流電気刺激(tDCS)を頭部に与えることにより、ワーキングメモリが向上するという報告が多い。本研究ではtDCSを右前頭前野背外側領域(rDLPFC)に与えることによる、状況判断に関する諸能力への影響について検討した。その結果、tDCS投射後、空間認知能力の成績に向上が見られた。しかし、選択全身反応時間に関しては負の影響が見られた。 以上により、rDLPFCに対してのtDCSは、状況判断能力の一部の要素には改善の効果をもたらしたが、一方で負の効果が現れた要素もあったことから、スポーツ選手の状況判断能力の改善にtDCSが有効か否かの判断は慎重に行う必要がある。
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