研究課題/領域番号 |
15K12705
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
石川 智久 静岡県立大学, 薬学部, 教授 (10201914)
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研究分担者 |
金子 雪子 静岡県立大学, 薬学部, 講師 (00381038)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 膵β細胞 / インスリン分泌 / メラトニン受容体 / N-アセチルセロトニン / セロトニン / メラトニン |
研究成果の概要 |
メラトニンは、セロトニンからN-アセチルセロトニン(NAS)を経て生成される。膵β細胞でNASが生成されることを示唆する結果を得たことから、NASがオートクリンとしてメラトニン受容体に作用するという仮説に変更して検討を行った。その結果、β細胞におけるグルコース誘発[Ca2+]iオシレーションやインスリン分泌をNASがメラトニンMT2受容体を介して抑制することや、β細胞におけるNAS生成が妊娠期に低下することなどが示された。すなわち、β細胞で生成されるNASがオートクリンとしてMT2受容体を介してインスリン分泌を制御しており、妊娠期における血糖制御にこの機構が関与していることが示唆された。
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