研究課題/領域番号 |
15K12731
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
|
研究機関 | 倉敷芸術科学大学 |
研究代表者 |
椎葉 大輔 倉敷芸術科学大学, 生命科学部, 講師 (20515233)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | アナフィラキシー / 運動 / 食物アレルギー / IgE |
研究成果の概要 |
運動が食物アレルギー発症に及ぼす影響について,マウス自発運動モデルおよびOVA誘導性アナフィラキシーモデルを用いて検討を行った。その結果,7週間の自発運動を実施したBALB/cマウスにおいて,アナフィラキシー症状が非運動群と比較して顕著に抑制された。またC57BL/6Jマウスにおいても同様の結果が観察された。このことは,マウスの系統に関わらず,自発運動が免疫系の制御を介して,アレルゲンに対する感受性の亢進を抑制し,アナフィラキシー発症を抑制した可能性を示唆するものであった。以上の結果は,「習慣的な自発運動により食物アレルギー発症を予防できる」可能性を示唆するものであった。
|