研究課題/領域番号 |
15K12735
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 東京医科歯科大学 (2016-2017) 国立研究開発法人国立成育医療研究センター (2015) |
研究代表者 |
藤原 武男 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (80510213)
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研究協力者 |
左合 治彦 国立成育医療研究センター, 周産期・母性診療センター, センター長
谷垣 伸治 杏林大学, 産科婦人科, 准教授
三井 真理 国立成育医療研究センター, 周産期・母性診療センター, 医長
三木 崇弘 国立成育医療研究センター, こころの診療部, 医員
加藤 承彦 国立成育医療研究センター, 社会医学研究部, 室長
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 子ども / 事故 / 父親の育児 / 虐待 / 事故予防 / ランダム化比較試験 / 父親の育児参加 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は父親の育児参加によって乳幼児の事故を予防できるかをランダム化比較試験により検証することである。東京都における2つの産科で生まれた子どもの両親を対象にランダムに父親の育児参加を促すDVDとそれとは無関係のDVDを配布し事故の状況を質問紙で生後18か月まで追跡し把握した(N=548世帯)。 その結果生後3ヶ月において介入群は対照群に比べて平日に子どもと過ごす時間が長かったが休日で差はなかった。事故の発生割合は統計的に有意差がなかった(p=0.36)。本研究から介入に用いたDVDは平日における父親の3ヶ月児への育児参加時間を長くする効果があるが、事故予防の効果はないことが分かった。
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