研究課題/領域番号 |
15K12792
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
大西 正幸 同志社大学, 研究開発推進機構, 嘱託研究員 (10299711)
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研究分担者 |
寺田 匡宏 総合地球環境学研究所, 研究部, 客員准教授 (30399266)
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研究協力者 |
岩本 洋光 同志社大学, 研究開発推進機構, 嘱託研究員
タニス ジェイムズ ブーゲンビル自治州政府, 平和協定実施省, 代行書記官
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ブーゲンビル / 戦争体験 / 戦争の記憶 / 和解 / ナラティブ / パプアニューギニア / オーラルヒストリー / オセアニア / 沖縄 / オラミ村 |
研究成果の概要 |
本プロジェクトは、(1)ブーゲンビル戦の記憶を日本側と現地住民の体験者のナラティブを通して顕在化すること、(2)「書かれた歴史」資料も精査してその記憶表現を比較分析し多様な歴史認識のあり方を検討すること、(3)研究過程を通して両者の草の根レベルでの相互理解と和解を進めること、を目的とした。 (1)と(2)に関してはナラティブを含む多くの新たな一次資料を収集することを得、その分析に基づいて、国際太平洋歴史学会での発表や多くの出版物の出版等、予期以上の成果を挙げることができた。(3)に関してもさまざまな相互理解と和解の試みを進めたが、現地での和解は不安定な政治状況のため将来の課題として残された。
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