研究課題/領域番号 |
15K12845
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 多摩美術大学 |
研究代表者 |
野村 辰寿 多摩美術大学, 美術学部, 教授 (30635339)
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研究協力者 |
洞口 祐輔
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | アニメーション / 短編アニメーション / アニメーションフェスティバル / アニメーション技法 / アニメーション制作 / アニメーション製作 / アニメーション作家 |
研究成果の概要 |
2015年度から2018年度の4年間にわたり、国内外の複数のアニメーションフェスティバルに参加し、最新の短編アニメーションの制作環境の調査を行った。数多くの作品を通して、デジタル技術の進化による作品傾向や制作環境の変化、アニメーションフェスティバルが制作環境に及ぼす影響、そして日本と海外の制作を支える製作環境の差異などを調査・分析した。 その結果、デジタル技術の進化が複合的な手法を駆使した作品の増加につながっていることが明らかになった。また技術的な制作環境より、作品制作を支える製作環境がアニメーション制作に与える影響が大きいことが、それらを取り巻く日本と海外の差異から確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究・教育機関である大学に身を置く研究代表者の立場として、本研究によって得た知見によって、より高度でグローバルなアニメーション教育を行い、学生および後進の作品を、世界のアニメーションシーンでより高い芸術的評価を得られるように導く。また日本の短編アニメーション作家や制作団体へ本研究で得た知識や情報を提供し作品品質や制作および製作環境の向上に貢献する。これらのことによって、日本の短編アニメーション表現の芸術としての地位向上の一助となることを学術的意義および社会的意義としている。
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