研究課題/領域番号 |
15K12847
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
河島 伸子 同志社大学, 経済学部, 教授 (20319461)
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研究協力者 |
リー ヘギョン
リム ロレイン
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 文化政策 / 文化フロー / 創造産業 / メディア / アジア / ポピュラー文化 / 文化産業 / クリエイティブ産業 / 芸術産業 / 芸術政策 |
研究成果の概要 |
本研究は、東アジアにおいてトランスナショナルに文化・芸術が流通している現象につき、それを推進(または抑制)する経済的背景、文化政策的要因を分析することを通じ、文化の質的変容と社会における相互理解の進展を検討するものである。従来の人文学研究では、文化の内容そのもの、あるいはその「受容、消費」を中心とし、その背景にある芸術・文化産業の経済的・産業的特徴、企業の経営・マーケティング戦略、文化政策への考察は不足している。本研究は、文化政策、文化産業、グローバル文化を専門とする国際的研究チームにより文化フローの形成要因を明らかにし、文化と社会の変容に迫るものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果として刊行したKawashima and Lee eds, Asian Cultural Flows, Springer, 2018では特に、クール・ジャパン戦略を掲げつつも文化政策に不熱心な日本、1990年代後半より文化政策を大幅に増強し海外展開を図り始めた韓国、海外からの文化流入に一定の歯止めをかける中国など、発信・受信国の多様な文化政策が、海外発信力のある文化の「生産」とそのフロー(流通)にどのような影響を持つのかを分析し、文化の越境・グローバル化を論じた点、大きな意義を持つものと考えられる。国際的な出版社より出しており、今後影響力を持って行くことが期待できる。
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