研究課題/領域番号 |
15K12856
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
武田 将明 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (10434177)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | イギリス文学 / 18世紀小説 / 文学史 / 文学理論 / ペストの記憶 / ジョージ・サルマナザール / ローレンス・スターン / 自律的権力 / 欲望の統御とフィクション / 表象から変容へ / エドゥアルド・ヴィヴェイロス・デ・カストロ / 反古典主義詩学 / 近代小説史 / 小説論 / 欲望と差異 / 人類学 / ヘンリー・フィールディング / 初期近代小説史 / ペスト流行(1665年) / 政治と文学 / ガリヴァー旅行記 / 重力の虹 / トリストラム・シャンディ |
研究成果の概要 |
イギリス18世紀の小説が、統御できない欲望への不安を様々な形で描いていることに注目し、この時代を代表する小説家が、それぞれ別の手法でこの問題に取り組んだことを、登場人物の名前の表記に注目することで論証した。また、上記の視点と最近の人類学の知見を組み合わせることで、一般的な文学史で小説に分類されない作品や、小説史の傍流に置かれている作品を組み込んだ、新しいイギリス小説史の構築への土台を築いた。
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