研究課題/領域番号 |
15K12866
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
葉柳 和則 長崎大学, 多文化社会学部, 教授 (70332856)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | ラジオ / スイス / 表象 / 記憶 / プロパガンダ / 精神的国土防衛 / スイス文化 / 社会史 / メディア論 / ドイツ語圏文化 |
研究成果の概要 |
第二次世界大戦においては、プロパガンダが本格的に繰り広げられた。その主要なメディアの1つがラジオである。イギリスのBBCとドイツの宣伝省のあいだのラジオによるプロパガンダ合戦、すなわち、ラジオ戦争については数多くの研究がある。しかし、同時代にスイスが中立の立場から、戦況を報道した週間ニュース番組、「世界クロニクル」の政治的・文化的位置についてはほとんど研究されていない。番組のライターでありキャスターでもあった歴史学者Jean Rudolf von Salisが残した放送原稿を読み解くことによって、テクストの生成と番組のもたらした作用を読み解いていった。
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