研究課題/領域番号 |
15K12876
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
言語学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
秦 かおり 大阪大学, 言語文化研究科(言語文化専攻), 准教授 (50287801)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | Discourse analysis / Migrant / Japanese women / Narrative / Participation framework / ナラティブ / 移民 / 在英邦人女性 / 排除 / 談話分析 / マルチモーダル分析 / ジェスチャー / 多文化共生 / 日本人移民 / 談話研究 / 家庭内言語政策 / インタビュー調査 / ナラティブ研究 / バイリンガル |
研究成果の概要 |
本研究は、在英邦人女性を多角的・包括的に調査することによって、これから国内で増加が予測される国際結婚や移民との多民族・多文化共生の意識改革・方策を提案する事を目的とする。 概ね順調であったが、2016年の英国がEU離脱を問う国民投票で研究が大きく変化した。これまで英国で潜在化していた移民差別が明示的に生起し、日本人移民にも影響を及ぼした。調査の結果「社会変動期の新しい秩序」において移民は自らを「善良な移民」に位置づけ、招かれざる移民を生成する。つまり大枠組で見れば、差別の細分化が起こる。このことは既に到来している日本の移民社会のロールモデルの1つとして警鐘を鳴らす大きな成果と言えるだろう。
|