研究課題/領域番号 |
15K12890
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | 札幌大学 |
研究代表者 |
時崎 久夫 札幌大学, 地域共創学群, 教授 (20211394)
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研究分担者 |
宮下 治政 鶴見大学, 文学部, 准教授 (30386908)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 音韻 / 語順 / 英語史 / 語順の変化 / 語強勢 / 借入語 / フランス語 / Ancrene Wisse / 中英語 / 言語学 / 英語学 / コーパス / 音韻論 / 統語論 |
研究成果の概要 |
英語の語順が目的語-動詞から動詞-目的語に歴史的に変化したことについて、従来は、格語尾が消失したことにより、語順が固定したという説明が成されてきた。本研究は、古フランス語からの語彙の借用によって、語強勢の位置が、ゲルマン的な語頭から、語末方向へ変化したことが、語順変化の原因であるという仮説を立て、古い英語(中英語)のコーパス(テキストのデジタルデータ)を調査した。古フランス語(もしくはアングロ・ノルマン語)からの借入語が目的語として現れる場合、本動詞・目的語(VO)語順の頻度が高く、目的語・本動詞(OV)語順の頻度が低いことを示した。
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