研究課題/領域番号 |
15K12895
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
山元 淑乃 琉球大学, グローバル教育支援機構, 講師 (50468071)
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連携研究者 |
大谷 尚 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 教授 (50128162)
定延 利之 京都大学, 大学院文学研究科, 教授 (50235305)
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研究協力者 |
ムートン ジスラン 沖縄国際大学, 非常勤講師
竹本 敏夫 フランス国立リール第三大学
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | キャラクタ / キャラ / 質的研究 / SCAT / (発話)キャラクタ / ライフストーリー / アニメによる日本語習得 / 移動する子ども / 非ネイティブスピーカー志向の学習モデル / 発話キャラクタ / アニメ / ポップカルチャー / インプット / 動機づけ / 言語適正 / 自己肯定感 / 語用論的能力 |
研究成果の概要 |
第二言語学習者が目標言語でキャラクタ(キャラ)を獲得する過程と背景を、学習者のライフストーリーのSCATを用いた質的分析によって、探索的に解明した。 キャラクタは、学習者本人にも認識されていない多様で複雑な心理的要因を背景とし、目標言語の大量インプットとアウトプットを通して獲得される。そこでは、幼少期からの両親との関係や社会(学校)での自己否定的な体験が、大きな要因となり得る。 第二言語習得は、第一言語での望まない自己を変化させたり、自己に欠如している要素を填補したりする機会となり得、その習得にはしばしば自己の表象として「みられたい自分」になるためのキャラクタの変化が伴うと考えることが可能である。
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