研究課題/領域番号 |
15K12906
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
斉木 麻利子 金沢大学, 国際機構, 教授 (00195968)
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研究分担者 |
尾島 恭子 金沢大学, 学校教育系, 教授 (20293326)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 多文化間ディスカッション / グループ・ディスカッション |
研究成果の概要 |
今日日本の教育機関に対しグローバル人材育成の期待が急速に高まっているが,そのような傾向の中で,特に,留学生との協働活動「多文化間ディスカッション」が授業内に盛んに導入されるようになってきた。この現状において,そのような授業を成功に導くための方法論の開発は必須である。本研究では,実践調査・分析により,ディスカッション参加者の役割の自己認識と相互認識,及び相づち等のソーシャルサポートのスキルが「多文化ディスカッション」をファシリテートするための重要な要因であることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,「多文化間ディスカッション」という,グローバル人材予備軍のトレーニングを扱い,その成果を最大限に高めるための要素を求めたものである。グローバル人材育成は社会の要請を反映し,現在我が国の教育機関にとって最優先すべきタスクの一つであり,本研究はその意味において意義深い。さらに本研究結果は,単に我が国の教育機関の最重要課題であるグローバル人材育成に指針を提供することができるというだけではなく,近い将来,校種をまたがるシームレスなグローバル人材育成の方法を確立することにも貢献できると考えられる。
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