研究課題/領域番号 |
15K12945
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
稲村 達也 京都大学, 農学研究科, 教授 (00263129)
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連携研究者 |
岡田 憲一 奈良県立橿原考古学研究所, 調査課, 指導研究員 (20372170)
絹畠 歩 奈良県立橿原考古学研究所, 調査課, 主任技師 (50638103)
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研究協力者 |
墨川 明徳 京都大学, 大学院農学研究科
東條 大輝 京都大学, 大学院農学研究科
濱 勇希 京都大学, 大学院農学研究科
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 弥生時代 / 水田稲作 / 水管理 / 考古学 / 初期稲作 / 出土米 / 湛水管理 / カドミウム / ヒ素 / 弥生時代水田 |
研究成果の概要 |
弥生時代前期の水田の湛水状態を推定するために以下の研究を行った。①弥生時代前期の出土米ブロックに含まれる小穂のX線CT画像の解析によって、生育中の湛水状態に影響される玄米の成長程度を評価できることを明らかにした。②異なる湛水状態で生育させたイネや雑草の種子のCdとAsの濃度分析から、Cd/As濃度比がそれらの生育した水田の湛水状態の指標となることを明らかにした。③弥生時代前期の水田の作土表面の起伏の程度と畝の高さに支配される湛水深の空間変動の解析によって、当時における小区画水田群での潜在的な湛水状態を明らかにした。
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