研究課題/領域番号 |
15K12948
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 公益財団法人大阪市博物館協会(大阪文化財研究所、大阪歴史博物館、大阪市立美術館、 |
研究代表者 |
杉本 厚典 公益財団法人大阪市博物館協会(大阪文化財研究所、大阪歴史博物館、大阪市立美術館、, 大阪歴史博物館, 学芸員 (70344364)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 産業 / 考古学 / 大阪 / 難波丸 / 難波丸綱目 / 鍛冶 / 銅精錬 / 産業分布 / ネットワーク分析 / 因子分析 / 多様性指数分析 / 都市 / GIS / 地籍地図 / 近代大阪 / 近世大坂 |
研究成果の概要 |
近世近代の大坂の産業マップを作成した。近世において市街地に生産の場がとどまる産業と、外縁部へ移動するものとがあった。鋳物や窯業、ベンガラ生産は18世紀以降、市街地の外縁部に移動した産業である。一方、金属関連の産業の中でも銅の精錬と鍛冶については市中にとどまった。輸出用の銅精錬は日本を代表する大坂の産業であり、火を使い煙の出る産業であるが、原料運搬や製品積み出しに有利な運河沿いにとどまった。鍛冶は需要の多い場所でなされ、刀鍛冶は大坂城西側、碇や船釘は沿岸部で生産された。また明治30年代以降、重厚長大型産業が沿岸部に展開し、それらに必要な石炭・コークスの工場もその近辺に多く立地することを示した。
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