研究課題/領域番号 |
15K12950
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
中島 弘二 金沢大学, 人間科学系, 准教授 (90217703)
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研究分担者 |
米家 泰作 京都大学, 文学研究科, 准教授 (10315864)
竹本 太郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (10537434)
永井 リサ 九州大学, 総合研究博物館, 専門研究員 (60615219)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 帝国林業 / 日本帝国 / 森林利用 / 森林保全 / 朝鮮 / 台湾 / 満州 / 南方 / 英帝国 / 森林開発 / 近代林学 / 南方資源 / 自然 |
研究成果の概要 |
本研究では戦前戦時期の旧日本帝国の植民地・支配地域における森林の利用と保全の実態を具体的に明らかにし、それらを旧日本帝国の地理的連続性において理解すると同時に、戦後の森林利用・保全との歴史的連続性において理解することを目的とした。その結果、朝鮮、台湾、満州、南方(東南アジア)の各地域のそれぞれにおいて、多様な森林利用が展開されていたと同時に、それらは日本本土における森林利用・森林保全とも連動しながら帝国林業としての結びつきを有していたことが明らかとなった。このような日本帝国時代に形成された帝国林業の人的・知的なネットワークは戦後の日本や東アジアの林業にも一定の影響を与えていることが推察される。
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