研究課題/領域番号 |
15K12952
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 帝京大学 (2017) 九州大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
山本 健兒 帝京大学, 経済学部, 教授 (50136355)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 経済・交通地理学 / 地域 / 経済発展 / 隠れたチャンピオン / 連邦制 / エムスラント / フォラールベルク / シャフハウゼン / 周辺的農村地域 / ミッテルシュタント / 周辺 / 中欧 / フォーアアルルベルク |
研究成果の概要 |
本研究は、中欧各国内で周辺的位置にある農村小規模地域が当該国平均以上の経済力を発揮できるのは何故かという問題の解明を目的とする。調査対象地域はドイツのエムスラント郡、オーストリアのフォラールベルク州、スイスのシャフハウゼン州である。 研究の結果、以下の諸要因が明らかとなった。上記3地域ではいずれも、複数の地元中小企業がニッチな商品市場で高い世界シェアを持つ「隠れたチャンピオン」へと、経営戦略や商品開発の故に成長した。加えて、地方政府による「自助のための支援」と地域内社会的ネットワークが有効に作用した。誘致企業も独自の意思決定・R&Dの機能を持つ場合がある。その背景に各国独自の連邦制がある。
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