研究課題/領域番号 |
15K12953
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
若林 芳樹 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 教授 (70191723)
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研究分担者 |
由井 義通 広島大学, 教育学研究科, 教授 (80243525)
久木元 美琴 大分大学, 経済学部, 准教授 (20599914)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 子育て支援 / 保育 / 福祉 / 地域性 / 立地分析 |
研究成果の概要 |
本研究は,政府の新しい子育て支援策の影響について,地理学的視点と方法を用いて検討を加えた結果,次の点が明らかになった.(1) 保育・子育て支援へのニーズには地域差があり,大都市では保育サービスの量的不足が顕著にみられるが,保育所待機児童が発生していない地方都市でも,別の種類の育児支援へのニーズが存在する.(2)政府が新制度を導入して以降,各自治体の保育サービス供給は増えたものの,待機児童数は大幅に減った事例ある一方で,逆に増えたところもある. (3) 子育て支援事業の効果を評価するために,ローカルな保育サービス需給ギャップの視覚化方法を開発し,いくつかの自治体に適用し,その有効性を確認した.
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