研究課題/領域番号 |
15K12954
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人文地理学
|
研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
山崎 孝史 大阪市立大学, 大学院文学研究科, 教授 (10230400)
|
研究分担者 |
崎浜 靖 沖縄国際大学, 経済学部, 教授 (80331180)
金城 美幸 東京大学, 東洋文化研究所, 特別研究員 (80632215)
飛奈 裕美 京都大学, 人間の安全保障開発連携教育ユニット, 特定講師 (90727570)
|
研究協力者 |
伊敷 勝美 沖縄市役所, 総務部, 職員
今野 泰三 大阪市立大学, 大学院文学研究科都市文化研究センター, 特別研究員
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 占領 / 空間 / 沖縄 / パレスチナ / 政治地理学 |
研究成果の概要 |
本研究は、地域誌史の編纂や文化景観の修復が「地域」を制度化し、地域アイデンティティを構築する政治的役割を担うという前提から、沖縄県とパレスチナを研究対象に、「他者」からの軍事的圧力に抗う文化的実践として地誌編纂と景観修復の意義を明らかにし、排他的な対抗ナショナリズムの喚起ではない、多様な主体による地域と民族集団の再生への可能な方策を探った。その結果、沖縄においては県内自治体さらには字のレベルにおける誌史編纂と基地跡地利用にみられる景観修復、パレスチナにおいては難民の記憶をもとにオーラルヒストリーによる地誌編纂と占領下の集落建設におけるカウンタープランニングにそうした可能性を見出すことができた。
|