研究課題/領域番号 |
15K13012
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
橘 永久 千葉大学, 法政経学部, 教授 (70301017)
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研究分担者 |
櫻井 武司 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (40343769)
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研究協力者 |
後藤 利江 University of Cambridge, 生体人類学教室, 講師
Santosh Rayama jhi Tribhuvan University, Institute of Forestry, Professor
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2015年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 海外出稼ぎ / ネパール大震災 / PTSD / 大震災 / 児童の健康 / ネパール / 人的資本 |
研究成果の概要 |
ネパール中間山地帯6か村で、ランダムにサンプルした122家計とその構成員477名に関して、農地所有・出稼ぎ収入に関する家計調査と身長・体重・血圧の健康指標測定を行った。重要な点は、こうした調査・測定を、2015年4月ネパール西部地区を襲った大震災の前後2回行ったことである。大震災後の調査では、PTSDと抑うつ状況に関する聞き取り調査も実施している。これにより、出稼ぎやその他の社会ネットワークが、天災からの経済的・精神的回復にどのように寄与するかを検証することが可能となる。いまだデータ整備中であるが、高齢女性ほどPTSDに苦しんでいるなど、既にいくつかの興味深い相関関係を見つけることができた。
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