研究課題/領域番号 |
15K13014
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済政策
|
研究機関 | 政策研究大学院大学 |
研究代表者 |
岡本 亮介 政策研究大学院大学, 政策研究科, 准教授 (60323945)
|
研究分担者 |
田中 誠 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (10377137)
細江 宣裕 政策研究大学院大学, 政策研究科, 准教授 (60313483)
|
研究協力者 |
城所 幸弘 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (90283811)
池田 真介 政策研究大学院大学, 政策研究科, 助教授 (90598567)
AFZAL Siddiqui University College London, Department of Statistical Science, Senior Lecturer
CHEN Yishu University of California, Santa Cruz, Department of Technology Management, Associate Professor
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 電力自由化 / 原発停止 / フィールド実験 / 太陽光発電 / 電力市場 / 原子力発電 / デマンドレスポンス / 電力市場分析 / 電力小売り入札 / 卸市場 / 送電線 / 再生可能エネルギー |
研究成果の概要 |
自由化に直面する日本の電力市場について、地域ごとの特長を生かしたマイクロデータやモデルを用いて分析した。そこでは、9地域の電力市場モデルを用いて原発が停止した影響や、停止した原発を代替する火力発電所を導入した際の効果をシミュレーション分析した。その結果、原発の停止によって生じた卸市場価格の上昇は、火力発電所の増設によって一定程度抑えられること、しかし、オフピーク(春・秋、夜間)の電力料金上昇は避けられないことなどが明らかにされた。また、太陽光発電設備を持つ需要家を対象としたフィールド実験によって、価格を変化させることで実現できるピークカット効果は、一般世帯のそれより小さいことがわかった。
|