研究課題/領域番号 |
15K13044
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 東洋大学 (2016-2018) 京都産業大学 (2015) |
研究代表者 |
大木 裕子 東洋大学, ライフデザイン学部, 教授 (80350685)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | リーダーシップ / プロフェッショナル / しごと能力 / フロネシス / 組織のダイナミズム / クリエイティビティ / キャリアパス |
研究成果の概要 |
「シェフ」は、分業化されたオーケストラや調理場の長として最大限に現場の人材の能力を引出し、最高の製品を完成させるために不可欠な存在である。本研究では、「シェフ」のキャリア特性とシェフの感性がもたらす組織とのダイナミズムを探求し、シェフのクリエイティビティが産業に与える影響について解明することを目的とした。シェフのプロフェッショナルとしてのキャリアがどのように形成され、生産現場における組織をどのように動かしているのか、更に、シェフのクリエイティビティが産業全体の発展にどのような影響をもたらしているのかについては、十分に解明がされてこなかった。そこでシェフと組織の関係の包括的な解明を試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の貢献は、シェフと組織のダイナミズム研究の一端として、シェフのプロフェッショナリズムの特徴を明らかにし、リーダーシップに関する実証研究の蓄積につながると共に、シェフのフロネシスを紐解くことにより、製品を高度化させるプロデューサーの役割として、技術と感性を高度に融合させることの重要性を再確認した点にある。本研究は、プロデューサーの役割と育成に関する理論構築の一助となるものである。
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