研究課題/領域番号 |
15K13065
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
黒嶋 智美 千葉大学, 文学部, 日本学術振興会特別研究員(PD) (50714002)
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研究分担者 |
西阪 仰 千葉大学, 文学部, 教授 (80208173)
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連携研究者 |
早野 薫 日本女子大学, 英文学部, 准教授 (20647143)
小宮 友根 東北学院大学, 経済学部, 准教授 (40714001)
岩田 夏穂 政策研究大学院大学, 政策研究科, 准教授 (70536656)
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研究協力者 |
須永 将史 立教大学, 社会学部, 助教 (90783457)
小室 允人 千葉大学, 大学院, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 会話分析 / 感情 / 東日本大震災 / 原子力発電所爆発事故 / 問題の語り / 道徳性 / 復興支援 / 実践的推論 / 相互行為 / 支援 / 帰還 / 災害 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,原発事故後の福島県において,内部被曝検査の結果を伝える診察場面,帰還地区の住民を対象としたインタビュー,座談会,帰還事業に携わる復興支援NPO団体の会議場面における相互行為を分析することで,放射能あるいは生活条件への不安・怒りなど,「慢性的な」感情が,具体的な相互行為の展開のなかでどう見出され,表出され,対処されるか体系的に記述することにあった.会話分析の方法により,質問や説明の組み立て方と反応の仕方,発話の連なりの構造などの会話にみられる構造的特徴が,上の感情探索・表出・対処とどう関わっているかを明らかにした.現場の実践家たちに対し,相互理解達成の実践の可能性も示唆した.
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