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本研究では、戦前期資産額も助成額も一番規模の大きかった原田積善会の保管する約2,000の史料の整理を行い、目録の作成を行った。目録については、財団にて閲覧できるようにしており、今後民間助成財団の研究を行う際財団が保有する史料の確認が容易にできるようにした。
また、民間助成財団の意義と役割について、助成の受け手側である団体からも総体的に研究を行うことができるように、原田積善会の所有する史料のなかから助成の意義や役割について把握できる史料を探り、そして助成の受け手側の団体が保有する史料から受けて側にとっての助成の意義が総体的に検証できる団体をあわせて探り、検証可能な団体の整理を行った。
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