研究課題/領域番号 |
15K13095
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 武蔵野大学 |
研究代表者 |
高田 明子 武蔵野大学, 人間科学部, 教授 (60649599)
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研究分担者 |
矢野 明宏 東京通信大学, 人間福祉学部, 准教授 (20337827)
渡邉 浩文 武蔵野大学, 人間科学部, 教授 (50383328)
大島 千帆 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (40460282)
下垣 光 日本社会事業大学, 社会福祉学部, 教授 (30287792)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | “見えない・見えづらい”高齢者 / アセスメントシート / 視覚障害高齢者 / 介護予防 / 閉じこもり / 地域包括支援センター / 視覚障害リハビリテーション / 地域生活支援 / 視覚障害者 / 高齢者 / VFQ-25 / 見えない・見えづらい高齢者 |
研究成果の概要 |
地域で生活する“見えない・見えづらい”高齢者を支援するためのアセスメントシートの作成を目的に研究に取り組んだ。 研究Ⅰでは、以前に作成した第一次アセスメントシート(目的はスクリーニング)の妥当性を検討した。視機能アンケートの項目との間で有意差が確認され妥当性が示唆された。研究2では、“見えない・見えづらい”高齢者のニーズを把握し支援に結び付けるための第二次アセスメントシートを作成した。研究3は、アセスメントシートを用いて“見えない・見えづらい”高齢者40名の障害や生活状況、心理等を把握し、そのニーズ及び支援の必要性を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
“見えない・見えづらい”高齢者支援のアセスメントシートは、当該高齢者の安全・安心の確保や生活の質(QOL)の向上に寄与すると共に、支援担当者である高齢者福祉専門職の業務にも貢献すると考えられる。視覚障害をもつ高齢者80名(施設入所&地域在住)のデータは、閉じこもり者が多いことから、状態像や生活状況が数量的に把握されることが少ない当該分野における貴重な基礎データといえる。 さらに、本研究は、介護保険の対象者ではあるが具体的な介護よりも介助や見守りを必要とする障害(精神、知的、聴覚等)をもつ高齢者への支援のあり方や方策への示唆を提供する考えられる。
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