研究課題/領域番号 |
15K13104
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 神戸女学院大学 |
研究代表者 |
横田 恵子 神戸女学院大学, 文学部, 教授 (50316022)
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研究分担者 |
出口 真紀子 上智大学, 外国語学部, 准教授 (10593494)
大北 全俊 東北大学, 医学系研究科, 講師 (70437325)
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研究協力者 |
青木 理恵子 NPO法人CHARM, 責任代表者
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 外国籍住民の医療 / 多言語調査 / 文化等価性 / 滞日外国籍住民 / 医療サービスへのアクセス / 多文化調査 / 文化間の価値等価性 / 多言語健康調査 / 滞日外国人と医療 / 多言語社会調査 / 外国人の医療アクセス / バックトランスレーション |
研究成果の概要 |
外国籍住民が日本の医療サービスにアクセスする場合の障壁を調査・分析した。本調査の最大の特徴は、6つの言語(フィリピン語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、ポルトガル語、スペイン語)の母語話者が調査票作成過程にかかわり、質問文が含む文化間の価値の違いに配慮したことと、さらに聴き取り調査も担当したことである。 調査結果が明らかにしたことは、過去に外国人医療問題とされた「社会保険がない」「病院に行けない」という点ではなく、「医療を利用する時に言葉の障壁があり、専門通訳などの公的な手助けがない」ことや、「日本人なら当たり前に知っている基本的な医療や社会保障情報を知る手だてがない」ことであった。
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