研究課題/領域番号 |
15K13148
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
杉山 崇 神奈川大学, 人間科学部, 教授 (40350821)
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研究分担者 |
雨宮 有里 神奈川大学, 人間科学部, 非常勤講師 (00625501)
五味 美奈子 浦和大学, 人間学部, 講師 (20598669)
伊藤 美佳 山梨大学, 大学院総合研究部, 講師 (30402019)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 慢性抑うつ / シアター&スポットライト仮説 / 心理療法の統合 / シアター&スポットライト理論(仮説) / 抑うつ / 心理支援 / 心理アセスメント / 経験サンプリング / シアター&スポットライト理論 / シアター&スポットライト理論 / 意識 / 無意識 / 心理療法 / 実践研究 / 理論研究 / 実証研究 / 経験サンプリング法 |
研究成果の概要 |
シアター&スポットライト仮説は心理療法を統合するための理論モデルである。このモデルは認知科学、認知神経科学に基づいて構成されている。研究代表者は、この仮説を理論モデルとして確立するために、包括的な理論研究と次の研究で活用するツールの作成を含めた実証研究を企画した。 残念なことに、企画の一部は研究資源の関係で実施できなかった。しかし、企画の一部を見直して新たに立て直すことで、概ね予定していた成果は達成できた。本研究の成果を元に、シアター&スポットライト仮説に基づいたアセスメントツールの原案も策定でき、次の科研費応募にもつながっている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
心理療法は様々な方法論(学派)が提案され、実施されているが、学派ごとに用語も人間観も、理論体系も異なるため、統合的に活用することが困難な状況が続いていた。そこで、研究代表者は本研究課題の理論モデルを提案し、すでに確立された認知科学、認知神経科学に基づいて、心理療法統合のためのモジュールを提案した。このモジュールを理論的に確立し、効果が見込める統合的な心理療法と心と暮らしを整える心理支援サービスを人類に提供することが最終的な目標である。人類全般の福祉を心理科学的に支える研究として社会的意義は高いと言える。
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