研究課題/領域番号 |
15K13154
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 池坊短期大学 |
研究代表者 |
山中 祥子 池坊短期大学, 環境文化学科, 准教授(移行) (30580021)
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連携研究者 |
森 真理 東海大学, 健康学部 健康マネジメント学科, 准教授 (70399343)
家森 幸男 武庫川女子大学, 付属研究所, 教授 (80025600)
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研究協力者 |
小山 透 医療社団法人 小山医院, 院長
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | 食事コントロール / 野菜 / 糖尿病 / 行動変容 / 食器 / 環境要因 / 摂食量 / 接近回避 / 無意識 / 食行動 / 食の統制 / 潜在的態度 / 接近・回避 / 身体運動 / 態度変容 |
研究成果の概要 |
本研究では食べたい欲求をがまんするという従来の意識的な食行動の抑制ではなく、食器という単純な環境要因を操作することで意識せずに食行動の統制を行う新たな方法を試みた。その結果、指定した食器(ワンプレート皿)の使用により、主菜と副菜のバランスが改善される可能性が示唆された。さらに糖尿病患者を対象にした研究では、食器の使用により、使用前に比べ野菜の摂取量が有意に増加した。今回HbA1cやインクレチン分泌量に関する効果は示されず、今後さらなる検討は必要だが、がまんするという心理的負荷なしに望ましい食行動へ変容できる可能性が示唆された。
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