研究課題/領域番号 |
15K13155
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター |
研究代表者 |
新明 一星 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 病院 脳神経内科診療部, 科研費研究員 (80745688)
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研究分担者 |
蟹江 絢子 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 認知行動療法センター, 医員 (40743810)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | パーキンソン病 / 認知行動療法 / うつ / 不安 / QOL / 介護者 / コミュニケーション |
研究成果の概要 |
パーキンソン病は、うつなどの精神症状を伴うが、これまでは薬物療法以外に治療選択肢はなかった。本研究において、開発したパーキンソン病患者に特化した認知行動療法プログラムの開発は、リーディングセンターである国立精神・神経医療研究センター病院に心理療法を根付かせる一助となった。また、これまでの臨床経験を元に作成した介護者向けコミュニケーションプログラムも開発し、介護負担度を軽減する取り組みも開始した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
パーキンソン病に対する認知行動療法や患者・介護者を含めたプログラムは、国内外問わず少ない。本邦においては、ごく少数の報告しか存在せず、本領域での心理社会的介入の足がかりを作ったことに意義がある。今後は、心理療法士の増員を目指しての公認心理師が存在するようになったこともあり、本研究がパーキンソン病をはじめとした神経疾患に付随するメンタルヘルスが充実する一助となり得る。
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