研究課題/領域番号 |
15K13159
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
川合 伸幸 名古屋大学, 情報学研究科, 准教授 (30335062)
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連携研究者 |
一戸 紀孝 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター・神経研究所, 微細構造研究部, 部長 (00250598)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | マーモセット / 社会性 / オキシトシン / モデル動物 / 向社会行動 |
研究成果の概要 |
マーモセットは、自身に餌がなくても他個体のために餌を取る援助行動を示すか、オキシトシンの投与により向社会的行動(援助)が促進されるか、を調べるための予備的検討を試みた。 先行研究とは異なり、マーモセットは援助行動を示さず、むしろどちらも餌がもらえない選択肢を多く選んだ。それは不公平忌避といえるので、不公平忌避を示すか調べたところ、従来の研究とは異なり初めて雌雄ともに不公平忌避を示したが、パルプロ酸を投与された自閉症モデル個体は示さなかった。 オキシトシン、コルチゾールなどのホルモンを非侵襲的な方法で測定し、日内変動も確実に捉えられる手法を確立した。しかし自閉症モデルは日内変動を示さなかった。
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