研究課題/領域番号 |
15K13233
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
|
研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
安東 恭一郎 香川大学, 教育学部, 教授 (20284341)
|
研究分担者 |
笠 潤平 香川大学, 教育学部, 教授 (80452663)
|
研究期間 (年度) |
2015
|
研究課題ステータス |
中途終了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 創造的教育 / STEAM教育 / STEM教育 / 融合教育 / 全人的教育 |
研究実績の概要 |
本研究は、芸術教育と科学教育の融合としてのATEAM教育の観点を日本で積極的に生かす可能性を検討する基礎研究として出発した。その活動は、国際的な動向や実践事例、教育課程の調査、韓国等の研究者との交流と協力、それらの上にたった日本でのSTEAM教育の枠組みおよび可能性の提示などからなる予定であった。しかし、研究が始まってまもない初年度の途中に研究代表者が急逝したため、本格的な研究活動の始動の準備段階で、本研究は実質上中断のやむなきに至った。(経費の使途も本研究における調査・取材の記録や実践の記録のためのいくつかの記録用機器とその付属品の購入および若干の参考文献の購入に留まっている。) そのため、まとまった実績として報告できる内容は少ないが、安東氏自身が考案・試作した芸術教育と科学教育の観点を合わせ持つ教材handThinkとそれを用いた教育実践例の報告がまとまった論文が1本残されている。また、研究分担者の笠は、科学教育のカリキュラム論および科学的思考力の発達研究の観点から本研究に寄与するという当初の研究計画にそって、日本理科教育学会全国大会では、科学的思考力を発達させるための科学カリキュラムに関する課題研究の発表者の一員として認知的発達段階と科学的思考力の調査について発表した。また、英国の中等科学カリキュラムの動向についての論稿を『化学と教育』誌に発表した。
|