研究課題/領域番号 |
15K13250
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
植田 健男 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 教授 (10168627)
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研究分担者 |
佐藤 剛介 名古屋大学, 学生相談総合センター, 特任講師 (30632153)
望月 直人 大阪大学, キャンパスライフ支援センター, 特任准教授(常勤) (20572283)
村田 淳 京都大学, 学生総合支援センター, 准教授 (00742305)
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連携研究者 |
桑原 斉 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (50456117)
中津 真美 東京大学, バリアフリー支援室, 特任助教 (90759995)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 障害学生 / 合理的配慮 / 修学支援 / エビデンス / 高等教育機関 / 高等教育 / 障害 / 障害者差別解消法 |
研究成果の概要 |
本研究は、高等教育機関における障害学生支援の現状についての包括的エビデンスを構築することにある。1)障害学生、2)障害学生支援担当者、3)障害学生を支援するサポーター学生の3者に対して2度に渡り調査を実施した。その結果、障害学生支援担当者については雇用環境の悪さ、専門性の低さ、経験不足が示唆された。障害学生については、幸福感や対人満足度、自尊心など心理的適応指標については障害のない学生と差異は示されなかったが、一方で日常生活上の行動に社会的制約が多く、半数が大学生活でなんらかの困りごとを抱え、その半数が未解決であった。修学支援だけでなく、障害学生の学生生活環境の改善も必要であることが示された。
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