研究課題/領域番号 |
15K13262
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノ構造化学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
及川 英俊 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (60134061)
|
研究分担者 |
小野寺 恒信 東北大学, 多元物質科学研究所, 助教 (10533466)
|
連携研究者 |
三井 正 物質・材料研究機構, 先端的共通技術部門, 主任研究員 (90343863)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | ナノ材料 / 相分離・結晶化過程 / クラスター・ナノ粒子 / 乳化重合 / 高分子微粒子 / ペリレン / 有機ナノ結晶 / 蛍光発光 / ポリスチレン |
研究成果の概要 |
制限微小空間である高分子微粒子に内包する有機分子の相分離過程と析出・結晶化速度を精緻に最適化することで、分子~クラスター~有機ナノ結晶までの分散状態を制御し、特に、有機分子クラスターの物性-構造相関の解明を研究目的とした。ペリレン-ポリスチレン系を対象に「重合場相分離・ナノ結晶化法」の基本的な作製プロセスの確立を図った。ペリレンの分散状態について、定常励起光照射下での蛍光スペクトルおよび近接場走査型分光顕微鏡を用いて解析するとともに、高分子微粒子のナノ細孔構造を陽電子消滅法で評価した。その結果、分子分散とナノ結晶の中間状態と示唆されるペリレンの分散状態の存在が初めて示唆された。
|