研究課題/領域番号 |
15K13282
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノ材料化学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
村上 純一 埼玉大学, 理工学研究科, 客員教授 (00157752)
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研究分担者 |
二又 政之 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (20344161)
阪東 恭子 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 材料・化学領域, 主任研究員 (50357828)
下位 幸弘 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 材料・化学領域, 研究チーム長 (70357226)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 窒素分子活性化 / Pd触媒 / XPS / アンモニア / パラジウム / 窒素活性化 / 常温アンモニア合成 / X線光電子分光法 |
研究成果の概要 |
本研究ではパラジウム(Pd)クラスターを用いて、窒素(N2)と水(H2O)からアンモニア(NH3)を合成する可能性について検討した。その結果、N2は水酸基(OH)の存在するPdで表面で活性化され、共吸着する水素(H)と反応してNH3に変換されることが分かった。OHはH2Oが酸化Pd表面で解離して生成することが知られている。一方、H2Oは活性化されたN2と反応してN2Oに変換されることがこれまでの研究から分かっており、従って、Pd表面でN2が活性化されてHとの反応でNH3が生成し、不要なOはN2Oとして表面から除かれる、という反応が可能であると考えられる。
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