研究課題/領域番号 |
15K13296
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノ材料化学
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
馬 仁志 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点, グループリーダー (90391218)
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連携研究者 |
坂井 伸行 物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点, 主任研究員 (70431822)
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研究協力者 |
馬 ウェー
孫 鵬展
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 電極触媒 / 遷移金属 / 水酸化物 / グラフェン / ナノシート / 触媒 / 複合材料 / 水分解 |
研究成果の概要 |
異種遷移金属組成(Ni2+-Mn3+等)層状複水酸化物(LDH)ナノシートを合成し、反対電荷をもつ酸化グラフェン(GO)または還元型酸化グラフェン(rGO)と直接混合して、自己組織化的に超格子構造を形成できることを明らかにした。超格子構造を有する複合材料を電極触媒として水の電気分解による酸素発生反応を考察した。酸化グラフェンは触媒活性を殆ど示さなかったのに対し、遷移金属LDHナノシートは酸素発生を高効率的に促進することが明らかになった。特に、組成及び構造を最適化したLDH/rGO複合材料は過電圧が約0.26 V、Tafel勾配が約46 mV/decadeに達する優れた触媒性能が得られた。
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