研究課題/領域番号 |
15K13321
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノマイクロシステム
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
森田 康之 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (90380534)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ナノ材料 / ナノバイオ / ドラッグデリバリーシステム / 透過膜ペプチド / EPR効果 / がん治療 / 膜透過ペプチド |
研究成果の概要 |
がん治療における新しいDDSキャリアの開発に成功した.そのキャリアナノ粒子は,Fe3O4をコアとし,多孔のSiO2をシェルとするコア-シェル構造を有する.Fe3O4は磁性をもつため,交流磁場印加により発熱するハイパーサーミア効果を有し,体内深部のがんまで適用可能である.SiO2は抗がん剤を担持する機能を有する.さらに,このナノ粒子表面に,tLyP-1ペプチドを修飾し,正常細胞には集積せず,がん細胞のみに集積し,機能を発揮するキャリアナノ粒子の開発に成功した.
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