研究課題/領域番号 |
15K13341
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用物性
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
中山 正昭 大阪市立大学, 大学院工学研究科, 教授 (30172480)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | コヒーレント縦光学フォノン-プラズモン結合モード / テラヘルツ電磁波 / 時間分解テラヘルツ分光法 / テラヘルツ周波数可変性 / GaAsエピタキシャル構造 / コヒーレント縦光学フォノン / 半導体エピタキシャル構造 / アンドープGaAs/n型GaAs |
研究成果の概要 |
ノンドープGaAs/n型(p型)GaAsエピタキシャル構造を試料として、時間分解テラヘルツ(THz)分光法を用いてTHz電磁波の系統的な測定を行った。時間領域信号のフーリエ変換から、周波数が顕著な励起強度依存性を示す2つのTHzバンドを見出した。縦光学フォノン-プラズモン結合(LOPC)モードの周波数のキャリア濃度依存性に関する理論に基づいて解析を行い、上記の2つのTHzバンドがコヒーレントLOPCモードの上下分枝であること、及び、ノンドープGaAs層での光生成電子濃度によって周波数が決定されることを明らかにした。即ち、コヒーレントLOPCモードからの周波数可変THz電磁波発生を実証した。
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